松村糸店は文久2年1862年の創業以来、絹糸の製造卸を担ってきました。
現代では、生糸・絹撚糸の輸入商社として国内トップシェアとなり、
和装用の絹織物の分野でも後発ながら業界トップとなってお客様との取り組みを深めています。
着物は本来普段着としてとても身近な存在でしたが洋服の普及により、着物の着用機会が失われてくると正装として格式ある場での着用が主となりました。
素材も従来の麻・綿・ウールなどは少なくなり、絹が主体となりました。
現代では、多くの方が日常生活の中で着物を着る機会はないかと思います。
しかし、経済産業省の「20代以上の女性及び男性に対するきものの着用に関する消費者調査」によると、
現在の若い女性の皆さんも多くの方が着物を着たいというお考えをお持ちのようです。
さらに、着到シーンとしては、デートやお出かけ、イベント参加のため「普段着」を着用したいという意向をお持ちです。
そうした着物を着たい意向をお持ちの方は、着物を着用するに当たってどういった問題をお持ちなのでしょうか?
松村糸店は、小袖製作室という名前の元、上記問題点5つを「小袖発展の5か条」と定め、それらを改善するお店作りを進めて参ります。